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2009年12月2日

すばる(プレアデス星団)食観測

 昨夜、23時前後にプレアデス星団が月(月齢15日)に一部隠されるプレアデス星団食が起こるという事で、写真を撮りに行っていた。
 天気は快晴、心配していた雲も無く空気は澄んでいて、格好の天体観測日より♪
 
 月齢15日の月はほぼ満月で、非常に明るい。
 車からいつもの展望台への道程も懐中電灯なくても全く危なくないレベル。
 
 そんなわけで、さっそく撮影開始。
 
 とにかく月が明るいので、なかなか目的の昴の姿が見えない。
 ようやっと見えたが、何しろ月が明るすぎ。
 月の明かりを避けようとすると昴が見えなくなるし、昴が写るようにすると月明かりで真っ白になる。何とか撮れたのが下の2枚。

 2009/12/01 22:33:00
 Canon EOS Kiss X3
 Tv 1
 Av 16.0
 ISO 400
 EF-S55-250mm f/4-5.6 IS
 焦点距離 250.0mm
 トリミング



 2009/12/01 23:28:22
 Canon EOS Kiss X3
 Tv 1/10
 Av 5.6
 ISO 400
 EF-S55-250mm f/4-5.6 IS
 焦点距離 250.0mm
 トリミング

 途中で望遠レンズが結露したり、風に吹かれてブレブレだったり、バッテリーが切れかけたりとなかなか問題山積みの撮影だった。
 とりあえずレンズの結露対策は、早々に行わないと真冬に突入したら目も当てられない。

 合間合間で撮ったもの。



2009年11月24日

夜寒撮影

 勤労感謝の日を含んだ三連休、その最後を飾る連休明けの早朝、カメラを担いでいつもの展望台へ行ってきた。
 家を出る時は一面モヤに覆われていたが、標高が高くなるにつれてモヤが晴れる。
 絶好の撮影日和である。
 カメラ購入一週間ちょい、まだまだ試し中なので、とにかく数をこなしてコツを掴まないと…
 今夜はとにかく冷え込んだ。麓の温度は車の外気温計で5℃。吹きっ曝しの山頂の温度が何度になるのか知りたくもない。
 
 まぁ、寒さは事前の準備と気合いでカバーして、さっそく撮影を開始する。
 それにしても、ファインダーを覗きにくい。
 まず、乗せた三脚がエレベータをいっぱいに伸ばしても、私の胸の高さにしかならない。そのうえ、レンズを上空へ向けるため、ファインダーは限界いっぱいまで下を向く。
 そのファインダーを腰を屈めたり、背中を丸めたり、首を捻ったりで覗き込む。そこまでやって見えるのは、一等星が薄ぼんやり程度。そんなだから、なかなかピントがあってくれない。
 むぅ~。先輩諸氏はどうやっているのか…。
 
 ソレはソレとして、撮影を続ける。
 
 オリオン座と冬の大三角を視野に入れて10分近くのバルブ撮影。
 撮影完了後、画像を見てみると時間経過に従って、星の光量が落ちている。空は雲一つない快晴。満天の星空、バルブ解放中もずっと空を眺めていたので、雲が掛かったわけではない事もわかっている。なんだコレは?
 ファインダーを覗くと、さっきまで見えていた1等星の光が全く見えない!
 壊れたっ!
 とはさすがに思わない。いろいろ見てみると、レンズ先端の保護フィルターの表面にびっしりと水滴が!
 結露だぁ~orz


 結露後、しばらく放置した後、撤収間際に撮影したオリオン座~おうし座
 まともに写っていたのは、ほぼコレのみ…

 結露対策を講じなきゃなぁ~。

 寂しいので、

前日の夜に自宅ベランダから撮影した月。

2009年11月15日

念願の一眼レフ購入!

 昨日、事故のような偶然と半ば意図的な衝動買いの結果、念願の一眼レフを購入した。
 まさか、突発的な稟議にGoサインが出るとは思わなかったが、承認者(嫁)の気が変わらないうちにさっさとカメラ屋さんへGo♪

 購入物品は、カメラ屋さんと相談し、主に星の撮影であること、タテマエとして子供の写真を撮ることを伝え、ついでにお金無いよと言い添える。

 「レンズフードは?」
 「いらなくね? デジタルだといくらでも取り直し効くし」

 「減光フィルタは?」
 「プロテクトフィルターあれば十分だよ」

 「SDこっちが安いよ?」
 「転送速度速いほうがいいよ。30Mまでいらないけど、15Mで様子見てみ?」

 と言うことで、下記を見繕ってもらう。
 EOS Kiss X3 Wレンズセット+(プロテクトフィルター×2)+リモートスイッチ+SDカード(4G(転送速度:15M/s))+液晶保護フィルム

 はやりカメラはカメラ屋さんで買わんといかんな、ヤ○ダだとなかなか相談に乗ってもらえないし…。
 
 と言うわけで、早速今朝、雲の切れ間を狙って、色々テストもかねて写真を撮りに行ってきた。

 まずは、バルブ解放後のファイル書き込み時間について。
 コンデジでは問答無用で、解放時間分硬直していたのが、10~30秒解放程度なら体感で2秒(以下)程度。
 コンデジとは違うのだよコンデジとわっ!

 残念ながら、多少の期待を持って出かけた「しし座流星群」は、肉眼でも写真でもお目にかかれなかった(雲いっぱいだったし…)。
 だが、日の出直前にカミソリの刃のような月が昇ってきた。
 新月が近い。こっちを撮る。



 露光時間を変えながら、色々撮影。

 露光時間:2秒


 露光時間:1秒

 
 露光時間:0.5秒


 違いが分るほど、上手くとれてないなぁ…orz

 他にも、5秒、10秒、30秒と撮ったがシャッター押下時のブレでダメダメ。やはり長時間露光するなら、リモコン必須なのだと悟る。

 帰り途中、低い雲とその切れ間から覗く、高い雲と空が結構綺麗だったので、車を止めてぱちり。



 最初の被写体が星なので、嫁にはタテマエがタテマエ以下であると露見してしまった。
 おかげで、PC買い換えor天体望遠鏡ははるか遠くに吹き飛んでしまったが、そこはしょうがないと諦めよう。
 
 とりあえず、18日のしし座流星群の極大時に、晴れてくれることを祈るとしよう。

2009年11月10日

ISS観測できず

 本日、17:44~47にかけて、南西→北方向に移動するISSが観測できるはずだったので、会社の近くの橋の上で空を見上げる。
 車のヘッドライトに街明かり、周りの民家などで、観測ポイントとしては最悪だがISSくらいの明るさがあれば、見えるだろうと楽観的に考えての行動だ。(見えなくてもソンはないし…)
 だが、生憎の曇り空で、ここ最近夕方の南の空に一際明るく輝いている木星(のはず)も見えない。
 昨日も17:20頃に、見えるはずだったのだが、やはり曇りでまったくダメ。
 明後日は少しはやい16:55あたりからひょっとすると(かなり低い位置に)見えるかもしれないので、本社にいるようなら、ちょろっと抜け出して、見てみようかな。

 でも、今週は天気良くないんだよなぁ~。
 
 話は変わるが、今週末辺りからしし座流星群の活動期に入る極大期は18日明け方らしいが、勤め人としては平日はちょっと厳しい。
 週末辺り、天気と相談しながら、ちょっと粘って流星群観測だ。

 もっとも、コンデジしかないのだけど…

2009年10月30日

ISS観測

 本日、早朝3:45、ISS観測のため、近所の展望台へ出発。

 11月も間近に迫り、晴天ということも手伝って放射冷却でかなり冷え込んでいた。もっとも、その程度の事は織り込み済み、一月ほど早い初冬用の格好なので全く問題ない。
 家の周りはモヤがかかり、ほとんど星が見えない。「大丈夫か?」と不安になるが、天気予報と日頃の行い(!)を信じて車に乗り込み、観測ポイントへ。

 観測に使うガジェットは、
  ・コンパクトデジカメ(LUMIX)(以下コンデジ)
  ・双眼鏡
 の2つだけ。

 ビデオカメラも持ち込みたかったのだが、三脚が1台しかないので、今回はコンデジでの撮影のみに留める。(安い三脚を買おう!)

 ISSの上空通過時間まで随分と余裕を見て家を出たが、一度も行ったことのない展望台であったため、20分ほど迷う。まぁ、展望台なんてものは、だいたい山のてっぺんと相場が決まっているので、ひたすら山を登る。

で、まぁこれまた山頂へのルートってのは曲がりくねってはいてもほぼ一本道というのも相場が決まっているわけで、一旦ルートに乗ってしまえば、あっという間に到着。

 現場到着は4:15
 田舎の里山にはちょっと場違いなほど巨大な電波塔が山頂にあり、ここが目的地(途中の看板で確認)。
 近場には広場を挟んで管理棟らしい建物が1軒あったが、車のエンジンを切るとほぼ真っ暗闇。
 目的の展望台は電波塔の隣に建っているはずだが、星明かりか街灯りにぼんやりと浮かび上がる巨大な無機物というのは、どこか恐怖心を呼び起こす。

 電波塔の南側に位置する上下2相の展望台の階段を手元の小さなライトだけを頼りに、恐る々々登る。
 屋上に着くと、一気に視界が開けた。周囲の木々がちょうど視線より下になったため、周囲の街灯りがよく見える。だが、そんなことはどうでも良い。久々に見る満天(というほどでもないが)の星空の感動は、寒々しい鉄塔の恐怖感などどこかへ消えてしまうほどだ。
 しばらく独りで「ほぉ~」だの「おぉー」だのと感嘆しながら空を眺める。もう夜明けも近い事もあって、見える星座は冬のものだ。とは言っても、ソラで判るのはオリオン座と冬の第三角くらいのものだけど…。
 ここで星座早見表を持って来なかった事を大後悔するが、時既に遅し。諦めて観測準備に取りかかる。
 そこそこの広さのあるこの展望台には、先客もなくほぼ独り占め状態。展望台の端には、ご親切に東西南北の方位を示す石碑が設置されており、物置場兼方位確認にうってつけだ。
 というわけで、三脚を設置してコンデジを据え付ける。荷物は石碑の上に、方位の表示見えるように置く。そして、家でプリントアウトしてきた「国際宇宙ステーション(ISS)を見よう」のページでISSの出現方向、通過方向を確認する。
 
 このページによれば、5:03以降西の空から出現し、ほぼ天頂を通過して、南東の空へ抜ける予定。この時点で、まだ4:20を少し回った程度。
 ものは試しと、コンデジの星空モードで冬の星座を取りまくる。ここで問題発覚。この星空モード、15秒、30秒、60秒と露光時間を変更出来るのだが、撮影後同じ時間だけ「お待ち下さい」状態になる。
 なんてことだ。ISSの通過は最大で3分少々、60秒露光した後60秒何も出来ないでは、シャッターを2回しか切れない。撮影開始の位置を間違えると、ISSが画角の外に行っても、2分間何も出来ない……。いくらなんでもそりゃリスク高い。なにしろ、このコンデジの液晶、解像度の問題なのだろうが、空にレンズを向けても、全く星が見えない。何がフレームに収まっているのかカンだけを頼りにシャッターを切らなければならない。60秒はないな。という事で、最大3回シャッターを切れそうな30秒露光で撮影を行う事にした。
 
 で、まだまだ、時間が余っているので持ち込んだもう一つのガジェットである双眼鏡で星空ウォッチ。家に転がっていて、チビどものおもちゃにされていた双眼鏡であったが、思った以上によく見えた。
 オリオン座のベルトを右側へ、だいたい突き出した拳3つ分伸ばした辺りに、ぼんやりとした光塊を見つけた。双眼鏡を向けてみるとソレがスバル(プレアデス星団)のであるという事がすぐに判った。なにしろ、某自動車メーカーのエンブレムそのままだしw
 かなり感動しながら、あっちこっちの星を双眼鏡で眺める。
 うーむ、双眼鏡侮り難し。
 何しろフットワークが軽い。あっちこっちを気分の赴くままに眺められるというのは非常にイイ。こりゃ、天体望遠鏡を購入した(稟議は却下(T-T))としても双眼鏡は手放せないな。
 
 ちなみに、この間にも人工衛星らしきものが北→南に通ってゆく様が観測できたが、残念ながら写真には写らなかった。
 
 そんな風に寒さも忘れて空を眺めている内に、時間が近付いてきた。
 が、今にして思えば、何を思ったのか定かではないが、ふと、「日本海はこっちじゃん」と今までカメラを向けていた方向とは真逆にカメラをセットし直してしまった。
 時間は近づく。5:03、もういつ見えて来てもおかしくない時間だ。が、見えない。見えない。
 時計を確認すると5:05を回っていた。おかしい、おかしいぞ。
 ふと、振り返ると、かなり高い位置に周りの星より、数段明るいオレンジ色の光点が、見た目、ジェット機の数倍のスピードで天球を移動していた。
 しまったぁー!
 と叫ぶ暇もなく、カメラを光点の未来位置へ向ける。焦る気持ちを抑えつつ雲台をしっかりと固定、すかさず、しかし、やさしくシャッターを押し込む。
 かくして、30秒露光がスタート。その間こっちは肉眼で天頂を横切り、東の空へ落ちてゆくISSを追う。

 結局、シャッターは2度切る事が出来た。
 最初の呆けさえなければ、西の空で冬の星座を貫くISSの画が撮れたのかと思うと、悔しくて悔しくて…
 とはいえ、数年ぶり…いやいや十数年ぶりに気合いを入れた天体観測は、なかなか面白く、こりゃ病みつきになるなと思える感触を得た。
 
 当面の課題は一眼レフ+広角レンズとレリーズだなぁ。


天頂付近を通過中のISS


西の空に去ってゆくISS


ISSが見えなくなってすぐ空が白んできた。

まだISSにはHTVが接続競れているが、明日には分離、数日後には大気圏突入だそうな。
HTV-1の取り外し、分離の様子は、本日22:15~ここで中継される。←備忘録。