2009年7月24日

LEDハンディライト修理 =実況見分=

ず~~っとほったらかしてしまった本ブログだが、
更新再開。

AVR系の話題は、しばらく中断になるが、
チマチマと小間物をゴニョゴニョしてゆく予定。

で、再開一発目は、
知人より、LEDハンディライトの修理を頼まれたので、それのリペア。


本体はアルミ製、LEDは合計32個(!)、
全部並列に接続されたLEDを単一電池直列4本で駆動する。

微妙にサイズが合っていないが、リフレクターも付いていて、
殺人的に明るいらしい。
もちろん、本来の使用方法として鈍器として利用した方が痛いが…

「らしい」と付けたのは、現在このライト本体内で断線しており、
点灯不能になっており、その明るさを確認できていないからだ。
だからこそ、あえなく入院となったのだが…

どれどれ…

初見で、このライトに構造的な欠陥があることが判明。
光源部を納めるのヘッド部と、
電池、スイッチを納める本体部に大まかに分けられる作りなのだが、
ヘッド部と本体部の接合は、ねじ込み式になっていて、
さらに、スイッチ部品から、LEDの載った基板へは
リード線で繋がっていた...らしい。

もちろん、スイッチ部が本体内で自由回転するわけもなく、
ヘッド部に本体部をクルクルとねじ込んでゆくと、
回した分だけリード線にねじれが蓄積される事になる。

電池交換用の蓋は、本体尾部にあるので、通常ここは触らない場所なのだが、
運悪く、「機械の類は一度分解してみないと自分の持ち物になった気がしない」という、
持ち主の元へ転がり込むと、反復的なねじり攻撃が加えられ、
リード線の最も弱い部分、すなわち、はんだ付け部分があっという間に断線してしまう。

修理を依頼した知人が上記の様な人物か否かについては、特に言及はしないが
残念ながら、本修理品のリード線も片側は完全に断線。
もう一方も「より線」の細い線一本でかろうじて繋がっているだけの状態だった。

写真は軽くばらしてみたところ、アーでもないコーでもないと弄っているうちに
より線一本で繋がっていたリード線は、行方不明になってしまった。
真ん中の黒い塊がスイッチ部。

さらに、本体内より取り出したスイッチ兼、電池の+側端子は
樹脂製のパーツの所々が欠損し、
本体内での位置保持が難しい状態になっていた。

これを野外での蛮用に耐えるように直さなければならない。

はたして、これは修理の範囲か?

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