2009年11月24日

夜寒撮影

 勤労感謝の日を含んだ三連休、その最後を飾る連休明けの早朝、カメラを担いでいつもの展望台へ行ってきた。
 家を出る時は一面モヤに覆われていたが、標高が高くなるにつれてモヤが晴れる。
 絶好の撮影日和である。
 カメラ購入一週間ちょい、まだまだ試し中なので、とにかく数をこなしてコツを掴まないと…
 今夜はとにかく冷え込んだ。麓の温度は車の外気温計で5℃。吹きっ曝しの山頂の温度が何度になるのか知りたくもない。
 
 まぁ、寒さは事前の準備と気合いでカバーして、さっそく撮影を開始する。
 それにしても、ファインダーを覗きにくい。
 まず、乗せた三脚がエレベータをいっぱいに伸ばしても、私の胸の高さにしかならない。そのうえ、レンズを上空へ向けるため、ファインダーは限界いっぱいまで下を向く。
 そのファインダーを腰を屈めたり、背中を丸めたり、首を捻ったりで覗き込む。そこまでやって見えるのは、一等星が薄ぼんやり程度。そんなだから、なかなかピントがあってくれない。
 むぅ~。先輩諸氏はどうやっているのか…。
 
 ソレはソレとして、撮影を続ける。
 
 オリオン座と冬の大三角を視野に入れて10分近くのバルブ撮影。
 撮影完了後、画像を見てみると時間経過に従って、星の光量が落ちている。空は雲一つない快晴。満天の星空、バルブ解放中もずっと空を眺めていたので、雲が掛かったわけではない事もわかっている。なんだコレは?
 ファインダーを覗くと、さっきまで見えていた1等星の光が全く見えない!
 壊れたっ!
 とはさすがに思わない。いろいろ見てみると、レンズ先端の保護フィルターの表面にびっしりと水滴が!
 結露だぁ~orz


 結露後、しばらく放置した後、撤収間際に撮影したオリオン座~おうし座
 まともに写っていたのは、ほぼコレのみ…

 結露対策を講じなきゃなぁ~。

 寂しいので、

前日の夜に自宅ベランダから撮影した月。

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